高級食パンの先駆けで、ブームの火付け役になった乃が美。
そんな乃が美ですが、店舗が閉店ラッシュになっているという話があります。
乃が美の経営は大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、
- 乃が美が閉店ラッシュで倒産寸前?
- FC店オーナーは経営難で自己破産も検討
主にこの2つに迫っていきたいと思います。
それでは早速本題に入りましょう!
乃が美が閉店ラッシュで倒産寸前?

高級食パンブームの火付け役となった、人気高級食パンチェーンの乃が美。
そんな乃が美ですが、閉店ラッシュになっているという話がありますが、本当でしょうか?
ネット上では、乃が美が閉店ラッシュになっているという声が多数上がっていました。
「乃が美」の名前聞かないなーと思ってたら、全国的に閉店ラッシュしてたのか
出典:Twitter
また、近所の乃が美が閉店した、という声も多くありました。
少し前に近所に「あ、乃が美ができてるー」と思ってたら、もう閉店していた。あまりの速さに俺は見逃しちゃったね…。
— ねねこ (@neneko_0512) December 1, 2022
また、2022年には、フランチャイズで8店舗の乃が美を運営してきたMTKが都内8店舗を閉店し、乃が美から離脱。
高級「生」食パン専門店「乃が美」の加盟店(8店舗)を運営してきたMTK(東京都渋谷区)は、事業の継続が難しいと判断し、6月30日に5店舗を閉店、7月10日に残りの3店舗を閉店したことを明らかにした。
出典:ITmediaビジネスオンライン
こうした情報から、乃が美の閉店が相次いでいることは確かなようです。
また乃が美の関係者の話では、今後100以上の店舗が閉鎖されるかもしれないとのこと。
そうなると乃が美の店舗は、40店舗ほどしか残りません。
乃が美の経営状態はどうなっているのでしょうか?
調べたところ、現在の詳しい業績については見つかりませんでしたが、2020年度は決算公告が出ています。

こちらによると、2020年度は5億300万円の純損失、累計で9億7800万円の損失となっています。
ただ、2020年度の決算の時点で、純資産で45億円ほど株主資本が残っています。
そのため、2023年6月現在でも、すぐに倒産するとは考えにくいと思います。

乃が美のFC店オーナーは経営難で自己破産も検討

閉店が相次ぐ乃が美ですが、店舗のほとんどが「はなれ」というフランチャイズ店です。
2022年12月1日の文春オンラインでは、フランチャイズ店の苦しい状況を、あるオーナーが語っていました。
それによると、
- ここ30ヶ月ほど赤字続き
- 本部がFCオーナーから徴収するロイヤリティを下げない
- 経営に行き詰まり、「このままでは自己破産するしかない」と考えるオーナーが相次いでいる
出典:文春オンライン
と、オーナーたちが自己破産を考えるまで追い詰められているようです。
実際に、都内8店舗のフランチャイズ店を閉店したMTKも、開業からずっと赤字だったとのこと。
他のFC店も、経営難に陥っているのではと推測できます。

さいごに
今回は、乃が美が閉店ラッシュで倒産寸前なのかや、FC店オーナーは経営難で自己破産も検討していることについてお伝えしました。
乃が美は閉店が相次いでいるようですが、2020年度時点でまだ余力があったため、すぐ倒産することはないと考えられます。
また乃が美のFC店は経営難に陥っている店舗が多いと推測されます。
苦しい状況かもしれませんが、今後乃が美の経営が順調にいくことを願いたいですね。
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